災害統計グローバルセンター 東日本大震災関連統計データベース

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東日本大震災関連統計データベースの構築趣旨

 このデータベースは、2015年4月に設立された災害統計グローバルセンターの構成員である東北大学災害科学国際研究所が提供しています。 災害統計グローバルセンター(GCDS)は、東日本大震災の発生を受けて2015年3月に仙台で開催された第3回国連防災世界会議において、東北大学と国連開発計画(UNDP)とが設立に合意し、その後、2015年4月に設立されました。国連機関や他の防災関連機関とも連携しています。

 GCDSは世界各国の災害被害統計の整備を行うのを主目的にしていますが、一方で、東日本大震災の被災地にある東北大学として、内外からの救援、復旧の支援の御礼の気持を込め、大震災の教訓を各地の災害への備えに役立てるために伝えたいと考えました。そこで、大震災の被害、復旧・復興の状況を国内外に発信する、この「東日本大震災関連統計データベース」を設置しました。

 国内外の幅広い方々に東日本大震災の統計情報を有効に提供することをめざし、このデータベースでは一元的に国や地方公共団体、民間団体等の発表したデータを日本語と英語双方で一元的に検索できるようにしています(図1)。

 さらに、本データベースに「国内統計リンク集」も用意しました。これは、日本国内の統計サイトで東日本大震災を含む日本の災害を理解し、研究するために有効と考えられるもののリンク先を幅広く集めたものです。国、地方公共団体、民間団体のサイトを網羅しています。

 皆様のご利用をお待ちしております。

データベースの役割
図1 データベースの役割